ヴァレットの感想・評価・レビュー・おすすめ

ヴァレット モーメンタリタイムフィニッシュ ゲーム記事

ボス戦BGMが最高!全体的に単調さがあるのが難点か

  • 対応機種:Nintendo Switch、PlayStation5、PC
  • 発売日 :2025/8/28
  • ジャンル:学園RPG
  • 発売元 :フリュー

おすすめ度:★★★

  • ボス戦BGM :★★★★★
  • キャラクター:★★★★
  • 多様さ   :
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概要 -どんなゲーム?-

ヴァレット タイトル
オープニングもかっこいいので一見の価値あり!

フリューの学園ジュブナイルRPG「ヴァレット」!
学園の生活相談室であるSSSというギルド(非公式サークル)に属し、相談依頼を解決していく中、グリッチという異界の出現により学園生活に危機がせまる!
欲望渦巻く学園に主人公たちSSSが立ち向かうRPGです!

ニンちゃん
ニンちゃん

青春しながら世界を救う!

ストーリー

ヴァレット SSS活動
SSS活動で人助けをしよう!

普通科に転向してきた主人公は、生徒の相談事を解決していく生活相談室「SSS」の室長代行になります。
その活動をするなかで、学園生活では異変が起きていきます。そこに都市伝説である異界のグリッチの出現、そこに巣食うデザイアという魔物の存在…。
そしてそれに立ち向かうリベルタドールという力を得た主人公たち。
人の欲望が鍵となるこの社会の異変に立ち向かう物語です。

システム

バトルはコマンドバトルとなっています。正式名称はタイムラインコマンドバトルです。
行動はステップというもので管理されており、スキルやガードなどの行動ごと必要なステップ数が異なりその数を刻むと行動が行えます。
ステップが完了する、つまりスキルが発動するまで一部のスキルで攻撃を受けるとキャンセルしてしまうので、相手のスキルをいかにキャンセルするかが鍵となります。
また、行動準の割り込みやガードブレイクも可能なので、行動順と相手の行動の把握が戦術の肝となっています。

ヴァレット バトル
行動準を考えてスキルを放つ!

SSS活動では学園を駆け回り、会話を聞いたり、広告を張ったり、落とし物を回収したりします。
それによって報酬を得ることができます。

仲間キャラクターとは下校を一緒にしていくことで仲を深めることができます。
それによってイベントが発生したり、スキルツリーに必要なポイントを手に入れられます。

またこのゲームは章立てなのですが、章始まりにはトライアド診断という心理テストがあります。
この結果によりキャラクターの能力にも影響が出ます。

ヴァレット トライアド診断
トライアド診断はなかなか面白い!
ソニちゃん
ソニちゃん

結構戦略性あるバトルだね。

ボス戦BGMが全て歌でテンションアップ!

なんどボス戦が全て敵のキャラが歌うBGM!そしてめちゃくちゃいい曲です!
正直通常戦闘曲はいまいちなのですが、ボス戦は興奮します。

お気に入りの曲はグラスゴースマイル、マリオネット・バレリーナ、継承です。
特に継承は最高にいい!こんな曲でボス戦したらノリノリになります!
公式から曲の動画がアップされているので、ぜひ聞いてみてください。

ヴァレット モーメンタリタイム
必殺モーメンタリータイムもアゲアゲBGMでテンションマックス!
ニンちゃん
ニンちゃん

ゲームクリア後には自由に聞けるようになるよ!

キャラクターは個性ありつつ嫌な感じもなし

仲間となるキャラクターはいい感じです。多分嫌いになるキャラクターはそんなにいないんじゃないかなと思います。
仲もいいし、信頼しあっている感じは好感が持てます!

章ごとにフューチャーされるキャラクターは異なるし、下校でのイベントも含めれば深堀はされていると思うので、キャラクターのことを好きになっていくのではないでしょうか。

ストーリーは終盤にかけて怒涛の展開

序盤は個々の異変に対応していって進んでいくのですが、終盤は世界が大きく動いていきます。
ジョハリという巨大なSNSのシステム、主人公の夢に現れていたⅤ(クイント)、そしてⅤがなぜ主人公をノノと呼ぶのか、一気に急展開を迎えるので先が気になって一気に進めてしまいました。

ちょっとご都合展開もあるのですが、個人的には満足できるものでした。

ソニちゃん
ソニちゃん

なかなか手に汗握る展開だね。

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バトルは戦略性あるものの慣れると飽きがくる

相手のスキルを読み、行動していく戦略性に最初は面白かったのですが、次第に飽きてきました。
基本的に相手のスキルをブレイクする行動をとっていくワンパターンになってしまうので。
また、戦闘にテンポがないのもあまりよくありませんでした。そして戦闘回数も多いので、最後の方は苦痛です。

全体的に単調さが目立つ

単調なのは戦闘だけでなく、SSS活動も大きいです。
この活動はチャプターごとにかなりの数行うことになるのですが、広告貼って、落とし物拾って、野良グリッチというミニダンジョンをクリアして…の繰り返しです。正直全部こなすのはしんどいです。
自分は最後の方は生徒の会話を聞くだけにしてあとは全部無視しました。

ヴァレット 学園
学園生活であるSSS活動は苦痛のルーティーン…
ニンちゃん
ニンちゃん

あまり完璧にやろうとしない方がいいかも。

周回要素がなくキャラクターエピソードをコンプリートできない

キャラクターエピソードが全キャラ分、全てを同一周回で見ることが回数的に不可能です。
そして周回要素がないので、全部見たければ一からプレイしなければなりません。
プレイステーションなどトロフィーの実績をコンプリートするには最低2周しないといけないようです。
せめて引き継ぎがあれば楽なんですけどね。

ヴァレット 放課後
せっかくボイスつきでも一周で全員分は見れない

魔物(デザイア)のデザインがほぼ同じ

雑魚的が人型の魔物の色違い・持っている武器が違う、というバリエーションばかりでこれはどうにかならないのかと思いました。ボスは個性あるんですけどね。

難易度を下げて一気に駆け抜けて楽しむのがおすすめ

戦闘とSSS活動がかなり単調でゲームを進めていくと辛くなってくるので、おすすめのプレイ方法としては難易度を下げて戦闘はできるだけ回避、SSS活動は会話だけ聞くという感じです。

ただ個人的にはストーリーもキャラクターも満足できたし、ボス戦BGMは最高だしとすごい惜しいなと思った作品でした。星3にしてますが実際には3.5くらいのレビューです。

継承はループして聞いています。最高だ!

ソニちゃん
ソニちゃん

Youtubeでぜひ聞いてみよう。

コメント

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